海外大学院学位留学 ー「自分の可能性を、世界へ」ー
皆さんは、海外の大学院に進学するという選択肢を考えたことがありますか?世界中から集まった優秀な学生たちは切磋琢磨する環境の中で刺激し合い、 またその多くはRAやTAによって学費・生活費が支給されています。そんな今まで想像したことのないような選択肢があること、そして実はそのチャンスが手の届く距離にあること。学位留学経験者の生の声を聞いてみませんか?
2020年冬は、新型コロナウイルスの世界的な流行のために、国境・県境を越えた移動が大幅に制限されています。本状況を踏まえ、米国大学院学生会は2020年冬の海外大学院留学説明会を、夏に引き続きオンラインで開催することといたしました。地理的な制約を越え、今までにも増して多様な講演者・パネリストにご協力いただいています。
この全体総合説明会では、学位留学を経て現在第一線でご活躍されている津田塾大学髙橋裕子学長・Xiborg遠藤謙代表取締役・認定NPO法人REALs(旧日本紛争予防センター)瀬谷ルミ子理事長の三名の方にお時間をいただきお話しをしていただけることになりました。オンラインだからこそ実現できたとても貴重な機会です。コロナ禍で大変な思いをされている方も多いと思われますが、海外大学院での学位留学を少しでも考えていらっしゃる学生の方々、社会人の方々が励まされるような会にしていきたいと考えています。
主催: 米国大学院学生会
協力: 認定NPO法人REALs(Reach Alternatives)
後援: 船井情報科学振興財団
日時: 2020年12月6日(日) 13:10-15:40
会場: YouTube Live
参加費: 無料
事前登録
参加をご希望の方はこちらから事前登録をお願いします。登録がなくてもご参加いただけますが、パネルセッションで取り扱って欲しい大学院留学についての質問・疑問等あればぜひ事前アンケートにてご回答ください。本説明会は参加費無料で、一般参加・飛び入り参加も受け付けています、社会人の方・他大学の方のご参加もお待ちしております。
事前資料
- 米国大学院学生会紹介スライド (現在更新中)
本会を主催する米国大学院学生会、スポンサーとなっている船井情報科学振興財団の活動をまとめた資料です。 - REALs団体紹介パンフレット
ご登壇者の瀬谷ルミ子様が理事長をつとめる認定NPO法人REALs(リアルズ:旧日本紛争予防センター)の紹介をするパンフレットです。 - REALs NEWS 2020年秋号
プログラム
プログラムは予告なく変更される場合があります。また、各セッションの開始時刻は進行の都合により前後することがあります。
13:10-13:20 開会の挨拶
13:20-14:50 第1部:講演会
髙橋裕子(津田塾大学学長)
『私にとってのアメリカ留学の意義』
遠藤謙(株式会社Xiborg代表取締役)
『身体とテクノロジー』
瀬谷ルミ子(認定NPO法人REALs( 旧日本紛争予防センター)理事長)
『進化する「紛争」に対峙する仕事とは』
14:50-15:30 第2部:パネルセッション
- 海外の大学院を選択した理由・当時の心境・将来へのキャリアへの不安や心構え
(とくにコロナ禍のなか留学する方々へ) - 振り返って学位留学が人生に与えた影響およびこれから成し遂げたいこと
- 求められる多様性とは
- 個別質問
-
- 日米の大学(院)の違いと日本のアカデミアの課題および向かうべき方向
- テクノロジーが社会に与える良い面悪い面と技術者の心構え
- 平和への貢献に求められる専門性や戦略
パネルセッションでは、事前登録フォームからお寄せいただいた質問を中心に、留学の動機やその後のキャリアについてご登壇者様にお話ししていただきます。(進行:大西基也(Paul G. Allen School, 博士学生))
15:30-15:40 閉会の挨拶
講演者・パネリスト プロフィール
髙橋裕子(津田塾大学学長)
1980 年 津田塾大学学芸学部英文学科卒業
1983 年 カンザス大学大学院 M.A.
1984 年 筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了
1989 年 カンザス大学大学院 Ph.D.
1990 年 桜美林大学国際学部専任講師
1993 年 同 助教授
1997 年 津田塾大学学芸学部英文学科助教授
2003 年 スタンフォード大学フルブライト客員研究員(~04 年)
2004 年 お茶の水女子大学ジェンダー研究センターCOE 客員研究員(~08 年)
2004 年 津田塾大学学芸学部英文学科教授(現職)
2013 年 ウェルズリー大学フルブライト客員研究員(~14 年)
2016 年 津田塾大学学長(現職)
2016 年 学校法人津田塾大学常務理事(現在)
主な公的活動:
日本学術会議連携会員(2011 年~2020 年)
日本学術会議会員(2020 年~)
一般財団法人竹村和子フェミニズム基金 理事(2011 年~)
同基金 審査委員長(2013 年~)
ジェンダー史学会 常任理事(2004 年~)
公益財団法人アメリカ研究振興会 理事(2020 年~)
International Federation for Research in Women’s History 会長(2020 年~)
一般社団法人日本私立大学連盟 常務理事(2016 年~)
IDE 大学協会 理事(2016 年~)
日本アカデメイア 学識者幹事(2016 年~)
日米教育委員会日本側委員(2018 年~)
内閣府男女共同参画局男女共同参画推進連携会議議員(2018 年~)
公益財団法人大学基準協会 理事(2019 年~)
専攻:
アメリカ社会史(家族・女性・教育)、ジェンダー論
主な著書:
『津田梅子の社会史』玉川大学出版部、2002 年(アメリカ学会清水博賞) /ご経歴詳細はこちら
遠藤謙(株式会社Xiborg代表取締役・ソニーコンピュータサイエンス研究所アソシエイトリサーチャー)
慶應義塾大学修士課程修了後、渡米。マサチューセッツ工科大学メディアラボバイオメカトロニクスグループにて、人間の身体能力の解析や下腿義足の開発に従事。2012年博士取得。一方、マサチューセッツ工科大学D-labにて講師を勤め、途上国向けの義肢装具に関する講義を担当。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所アソシエイトリサーチャー。ロボット技術を用いた身体能力の拡張に関する研究に携わる。また、途上国向けの義肢装具の開発、普及を目的としたD-Legの代表、途上国向けものづくりビジネスのワークショップやコンテストを主催するSee-Dの代表も務める。2012年、MITが出版する科学雑誌Technology Reviewが選ぶ35才以下のイノベータ35人(TR35)に選出された。2014年ダボス会議ヤンググローバルリーダー。
瀬谷ルミ子(認定NPO法人REALs( 旧日本紛争予防センター)理事長)
群馬県桐生市生まれ。中央大学総合政策学部卒業。英国ブラッドフォード大学紛争解決学修士号取得。専門は紛争・暴力的過激主義の予防、兵士の武装解除・動員解除・社会復帰(DDR)、治安改革、平和構築など。国連PKO、NGO職員、外交官として中東、アフリカ、アジアの紛争地で活動。2007年より日本紛争予防センター(現REALs)の事務局長に就任、2013年より現職 。JCCP M株式会社取締役。 第二回秋野豊賞(2000年)、 UN 21 Awards(国連シエラレオネ・ミッションでの勤務に対し国連より授与、2003年)、ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人25人」(2011年)、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2012準大賞、エイボン女性年度大賞(2012年)、日経ビジネス「未来を創る100人」(2012年)、イギリス政府主催International Leaders Programme (2015年)などに選出。 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」など現在までに300以上の国内外メディアに活動が取り上げられているほか、CROWN(三省堂)など複数の高校英語教科書にも掲載。国内外の政府、教育機関、自治体等の有識者や評議員も数多く歴任。著書に「職業は武装解除」(朝日新聞出版)など。
[認定NPO法人REALsよりご支援のお願い]
- トルコ地震緊急募金へのご協力をお願いします
現地時間10月30日午後(日本時間30日夜)、トルコ南部の都市イズミルでマグニチュード7.0の地震が発生しました。これまでに100人以上の方が亡くなり1000人以上のけが人が出ています。
REALsはトルコでシリア難民支援を行っており、活動国内での災害発生を受け、緊急支援を行うことを決定。11月4日から募金の受付を開始しました。現在、イズミルで活動する現地提携団体を通じてニーズの高い衛生用品などを配布するため、調整を進めています。
活動の様子・ご寄付方法はREALs HPをご覧ください。
https://reals.org/action/report/turkey/20201118.html
どうぞご支援をお願いいたします。 - エシカルパソコンのご購入が、REALsへの支援になります
「環境負担ゼロ、難民ゼロを目指すエシカルパソコン」ZERO PC(ピープルポート株式会社)をご購入いただくと、売上の5%がREALsへの寄付になるキャンペーンが実施されています。
ご支援方法の一つとして、ぜひご検討ください。12月31日までの期間限定です。
詳しくはREALs HPをご覧ください。
https://reals.org/information/other/20201029.html
お問い合わせ
次のメールアドレスへお送りください:motoya [-dot-] ohnishi [-dot-] gakuseikai [-at-] gmail [-dot-] com
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
Twitterの公式ハッシュタグ: #海外大学院留学説明会2020冬