海外大学院留学説明会@テーマ別:人文学・社会科学系

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海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかし、ご存知でしょうか。海外のトップの大学院では、大学院生のほとんどが学費を免除される上、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日。そんな魅力的な選択肢について、この機会に考えてみませんか?

本説明会では、学位留学をもっと身近に感じていただけるように、様々な観点から大学院留学というキャリア選択について情報提供を行う予定です。「海外大学院でしか得られない経験は?」「出願はどうやって?」「卒業後の進路は?」など、皆様の疑問にお答えします。今回の登壇者3名は、海外大学院に進学する決意をしたという共通点を持つ一方で、専攻分野、経歴、留学の動機などは様々です。バックグラウンドに関わらず、参加者の皆様それぞれにとってのロールモデルがきっと見つかることと思います。

大学院留学は就職、国内進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。学位留学を通じて世界で勝負してみたい方々は、ぜひ本説明会に足を運んでみてください。

参加登録フォーム

主催: 米国大学院学生会
後援: 船井情報科学振興財団
日時: 2025年12月14日(日)15:00~17:00
会場: オンライン(Zoom開催)
参加費:無料
※本説明会は、出身・在籍大学に関係なく、どなたでもご参加いただけます。社会人の方のご参加もお待ちしております。 

【プログラム(仮)】

第一部 講演会

  • 米国大学院学生会、船井情報科学振興財団などの紹介
  • 登壇者3名による講演

第二部 パネルディスカッション)

講演者3名がパネリストとなり、参加登録フォームからお寄せいただいた質問を題材に討論します。実際の体験談を踏まえて幅広い質問にお答えします。

第三部 懇親会

講演者ごとにブレイクアウトルームを開く予定です。各ブレイクアウトルームでは、講演者に個別で質問をすることができます。

【講演者・パネリスト】

荒井 規向
メキシコ国立自治大学 アジア・アフリカ・オセアニア研究プログラム ポスドク研究員

2011年大阪大学外国語学部学士課程卒。二年半の一般企業勤務の後、2013年に日墨グローバルパートナーシップ研修計画で一年の研究滞在。その後メキシコ国立自治大学哲文学部ラテンアメリカ研究科修士課程に入り、2016年同課程修了。2023年同大同学科博士課程修了。専門は人類学で、主にメキシコとボリビアの先住民のコミュニティ経済実践について比較研究を行った。2024年より、同大アジア・アフリカ・オセアニア研究プログラムのポスドク研究員として勤務しており、ラテンアメリカとアジアの伝統社会の比較研究を行っている。

出石 琴美
ユトレヒト大学 社会・健康心理学科 修士課程

ジェンダー差別について社会心理学の角度から勉強している、研究修士課程学生(学費全額免除)。ユトレヒト大学社会・健康心理学研究修士プログラム在学。ユトレヒト大学First Generation Fundによる全額支援を受け、ルーベン大学(ベルギー)での研究インターンを経験。九州大学共創学部卒。九州大在学中、共創学芸賞(最優秀卒業研究賞)、共創活動賞(最優秀課外活動賞)、九州大学山川賞(総長賞)、基幹教育奨励賞(学内GPA上位2%)を受賞。親の仕事の都合で青年期に転校を複数回経験し、県を跨げば変わるジェンダー差別のあり方、特に「意図しないジェンダー差別」に興味を持ち、研究を続けている。

阿部 啓
アラバマ大学 歴史学科 博士課程

国際基督教大学教養学部卒業。筑波大学大学院人文社会科学研究科修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科博士課程を経て、2022年よりアラバマ大学歴史学科博士課程。専門はアメリカ南部史、黒人自由闘争史、宗教史。1950-60年代のミシシッピ州及びアラバマ州の教会コミュニティにおける、抗議礼拝デモと人種統合を研究。フルブライトプログラム、日米教育交流財団、日本学生支援機構の奨学生。

【司会】

澤田 彬良
ミネソタ大学 高等教育研究科 博士課程

明治大学国際日本学部卒業。筑波大学大学院人間総合科学研究科修士課程(国際教育)を経て、2024年よりミネソタ大学組織的リーダーシップ・政策・開発学部、高等教育研究科博士課程に在籍。文化人類学、フェミニスト・批判的セクシュアリティ研究を副専攻。専門は、高等教育論、比較国際教育、教育/文化人類学、クィア/クリップ理論、トランスナショナル・フェミニズム。政治介入による大学組織のインフラ解体と、歴史的に周縁化された人々による生存と未来制作の技法を研究。フルブライトプログラム、日本学生支援機構、ミネソタ大学プロボストフェローシップ奨学生。

参考リンク