海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。
しかし海外のトップ大学院では、大学院生のが学費を免除される上、給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日。そんな魅力的な選択肢についてぜひ考えてみませんか？
本説明会では学位留学をもっと身近に感じて頂くため、「海外大学院でしか得られない経験は？」「出願はどうやって？」「卒業後の進路は？」など皆さまの疑問にお答えします。今回は登壇者は、大学卒業後に海外大学院に留学という共通点を持つ一方、分野、留学歴、留学の動機は様々です。バックグラウンドに関わらず、皆さまそれぞれにとってのロールモデルがきっと見つかることと思います。
海外大学院留学は就職、進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。学位留学を通じて世界で勝負してみたい方は、ぜひ説明会に足を運んでみてください。
【概要】
日時 2025年7月20日（日）14:00-16:30（懇親会：16:30-17:00）
会場 東京大学本郷キャンパス工学部2号館213教室
参加 無料
主催 米国大学院学生会
共催 東京大学ディベロップメントオフィス卒業生ユニット
後援 船井情報科学振興財団
【プログラム】
13:30 – 14:00 開場
14:00 – 15:30 第一部 講演会
15:30– 16:30 第二部 パネルディスカッション
16:30 – 17:00 第三部 懇親会
参加をご希望の方は参加登録フォームより事前登録をお願いします。
パネルセッションで取り扱って欲しい大学院留学についての質問・疑問等あればぜひ参加登録フォームにてご回答ください。
また、本説明会は一般参加も受け付けています。社会人の方・他大学の方のご参加もお待ちしております。
この説明会は、登壇者個人の経験にフォーカスした内容となっております。海外大学院出願に関する全般的な知識については、過去の受験総合説明会の録画をこちらからご視聴いただくよう推奨します。
【講演者・パネリスト プロフィール】
中西 陽菜(なかにし ひな) (責任者)
2020年4月東京大学教養学部理科二類入学、2024年3月東京大学理学部生物化学科卒業。2024年4月〜8月University of California, DavisにてJunior Specialistとして勤務。生殖細胞の発生過程に関する基礎研究に従事。同年秋から、UC Davis Integrative Genetics and Genomics PhD program所属。引き続き生殖細胞初期発生についてエピジェネティクスの観点から研究。
坪山 倫(つぼやま りん)
2020年4月東京大学教養学部文科一類入学。2025年3月、同文学部社会学専修卒業。現在、同大学院人文社会系研究科社会学研究室修士課程1年（2025年春学期修了を以って中退予定）。2022-23年、パリ政治学院交換留学。専門は社会制度論及び社会理論。今年秋からUniversity of Oxford, Master of Science in Sociology進学予定。修士課程では、信用スコア制度の犯罪抑止における有効性を、大規模言語モデルを用いたエージェント・ベース・シミュレーション等の計算社会科学的手法で研究する予定。2025年度平和中島財団奨学生。
檜垣 達也(ひがき たつや)
2015年東京大学理学部化学科を卒業。同年カーネギーメロン大学化学科の Ph.D.課程に進学し、2019年に金属クラスターに関するテーマで学位を取得。カリフォルニア大学バークレー校化学科 日本学術振興会海外特別研究員を経て2022年4月より京都大学化学研究所の助教に着任。2024年9月から東京大学生産技術研究所の助教として色素分子や金属錯体の光化学に関する研究に従事。
田久保 勇志(たくぼ ゆうじ)
2023年Georgia Institute of Technology卒業(B.S. Aerospace Engineering)。2022年夏と2023年夏にNASA ジェット推進研究所にてインターンの後、2023年9月よりStanford University Aeronautics / Astronautics PhD Program 所属。現在は宇宙機の自律航行システムに関する研究に従事。
清水 佳暁(しみず よしあき)
2012年東京大学文学部（宗教学専修）卒業。2018年、同大学大学院人文社会系研究科修士課程(フランス文学)入学。修士課程在籍中の2019〜2020年にスイス・ジュネーヴ大学に交換留学。2021〜2022年にはフランス・ENS Parisに交換留学。併せてパリ第8大学に留学、同大学にてM2課程を修了。2022年よりパリ第8大学博士課程に在籍中、2024年8月以降は日本にてオンラインで研究を継続。専門は19世紀フランス文学、特にステファヌ・マラルメのファッション批評および美術批評に関する研究に取り組む。