海外大学院留学説明会@京都大学 2025年1月8日(水)

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海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。

しかし海外のトップ大学院では、大学院生のほとんどが学費を免除される上、給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日。そんな魅力的な選択肢についてぜひ考えてみませんか?

 本説明会では学位留学をもっと身近に感じて頂くため、「海外大学院でしか得られない経験は?」「出願はどうやって?」「卒業後の進路は?」など皆さまの疑問にお答えします。

 今回の登壇者4名は全員が京都大学の卒業生で、大学卒業後に海外大学院に留学という共通点を持つ一方、分野、留学歴、留学の動機は様々です。バックグラウンドに関わらず、皆さまそれぞれにとってのロールモデルがきっと見つかることと思います。

 海外大学院留学は就職、国内進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。

 学位留学を通じて世界で勝負してみたい方は、ぜひ説明会に足を運んでみてください。

  • 注意事項:会場の都合上、対面でご参加いただけるのは京都大学の学生様のみとなります。しかし、本説明会はZOOMでの配信も行っております。社会人の方・他大学の学生様は,ぜひZOOMでのご参加をお待ちしております。

参加をご希望の方は参加登録フォームより事前登録をお願いします。
パネルセッションで取り扱って欲しい大学院留学についての質問・疑問等あればぜひ参加登録フォームにてご回答ください。

この説明会は、登壇者個人の経験にフォーカスした内容となっております。海外大学院出願に関する全般的な知識については、過去の受験総合説明会の録画をこちらからご視聴いただくよう推奨します。

【プログラム】

12:15~13:45 第一部 講演会

京都大学の卒業生である4名の方にご登壇いただき、海外大学院進学にまつわる自身の体験をお話しいただきます。登壇者の詳しいプロフィールは、本ページ下部をご覧ください。

13:45~14:15 第二部 パネルディスカッション

第一部での登壇者がパネリストとなり、事前登録フォームからお寄せいただいた質問を題材に討論します。
学位取得後のキャリアパスや英語の勉強方法、留学に関する不安など、実際の体験談を踏まえて幅広い質問にお答えします。

【登壇者・パネリスト】

中島 悠翔

University of Minnesota, Twin Cities, Physics Ph.D.課程

2024年3月、京都大学理学部理学科物理科学系を卒業。同理学研究科基礎物理学研究所(YITP)修士課程を中退し、同年9月より、ミネソタ大学ツインシティ校物理学専攻へ進学。専門分野は、素粒子間にはたらく強い相互作用の基礎理論。船井情報科学振興財団・2024年度奨学生

大宅 一郎

UC Berkeley, Department of Chemistry, Ph.D.課程

2021年京都大学工学部工業化学科卒業。2023年同大学工学研究科分子工学専攻修士課程修了。2022年International Conference LT29 にてBest Award 受賞、マサチューセッツ工科大学での研究を経て、現在カリフォルニア大学バークレー校Ph.D課程にて物質の対称性の破れにおける新たな物理現象の研究を行っている。専門は物性物理分野。本庄国際奨学金財団生 (2023)、渡邉利三国際奨学金財団生(2023)、JGP Top Global Program Fellowship (2022)

宍倉 真理

McGill University, Integrated Program in Neuroscience, Ph.D.課程

2020年03月、京都大学理学部を卒業。京都大学在学中には中国 浙江大学スプリングスクール(語学短期留学、JASSO奨学金受給)、カナダ マギル大学交換留学(トビタテ!留学JAPAN奨学金受給)、米国 ライス大学 研究インターン(中谷RIESプログラム)、沖縄科学技術大学院大学 研究インターンに参加。2020年9月、McGill大学, Integrated Program in Neuroscience, Ph.D.課程に進学。行動遺伝学と神経科学の融合領域で、遺伝的要因と環境的要因が子供達の脳の成長にどのような影響を与え、衝動性を引き起こすのか、というテーマで研究を行っている。船井情報科学振興財団・2020年度奨学生

塚本 紘康

Assistant Professor of Aerospace Engineering, University of Illinois at Urbana-Champaign

2017年3月、京都大学工学部物理工学科卒業。同年9月、カリフォルニア工科大学宇宙工学専攻博士課程に進学し、2023年6月に博士号を取得。その後、 NASAジェット推進所ロボティクス部門客員研究員を経て、現職。人間、宇宙機、ロボット、AIの意思決定が複雑に絡み合う、次世代宇宙探査システムの恒久的な運用のための数学理論の開発をしている。船井情報科学振興財団・2018年度奨学生

【司会・モデレータ】

杉山 優衣

Oregon Health and Science University, Neuroscience, PhD課程

2024年3月、京都大学医学部医学科を卒業。在学中は長期記憶の分子メカニズムに関する研究を行った。卒業後は共同研究先であるIST Austriaにて電子顕微鏡を用いた受容体の配置解析を行った。同年9月、Oregon Health and Science UniversityのNeuroscience Graduate Programに進学。船井情報科学振興財団・2024年度奨学生