海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。
しかし海外のトップ大学院では、大学院生のほとんどが学費を免除される上、給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日。そんな魅力的な選択肢についてぜひ考えてみませんか?
本説明会では学位留学をもっと身近に感じて頂くため、「海外大学院でしか得られない経験は?」「出願はどうやって?」「卒業後の進路は?」など皆さまの疑問にお答えします。今回の登壇者4名は全員が東京大学の卒業生で、大学卒業後に海外大学院に留学という共通点を持つ一方、分野、留学歴、留学の動機は様々です。バックグラウンドに関わらず、皆さまそれぞれにとってのロールモデルがきっと見つかることと思います。
海外大学院留学は就職、進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。学位留学を通じて世界で勝負してみたい方は、ぜひ説明会に足を運んでみてください。
概要
日時 2024年7月7日(日)14:00-16:30(懇親会:16:30-17:30)
会場 東京大学工学部2号館213教室(懇親会:工学部2号館展示室)
参加 無料
主催 UT-OSAC, 米国大学院学生会
共催 東京大学社会連携本部卒業生部門
後援 船井情報科学振興財団
プログラム
13:30 – 14:00 開場
14:00 – 15:45 第一部 講演会
15:45 – 16:30 第二部 パネルディスカッション
16:30 – 17:30 第三部 懇親会
講演資料
参加をご希望の方は参加登録フォームより事前登録をお願いします。
パネルセッションで取り扱って欲しい大学院留学についての質問・疑問等あればぜひ参加登録フォームにてご回答ください。
また、本説明会は一般参加も受け付けています。社会人の方・他大学の方のご参加もお待ちしております。
この説明会は、登壇者個人の経験にフォーカスした内容となっております。海外大学院出願に関する全般的な知識については、昨年度の受験総合説明会の録画をこちらからご視聴いただくよう推奨します。
登壇者
青木 俊樹
MIT, Electrical Engineering and Computer Science, Ph.D. 課程
2023年3月東京大学工学部システム創成学科を卒業。2022年Conference on Human Factors in Computing Systems にてBest Paper Awardを受賞。2021年にUniversity of British Columbiaにてリモートでの研究インターン、2022年にMITでの研究インターンを経て、2024年1月よりMIT Ph.D課程に進学。Computational Fabricationという、モノ作りをComputer Graphicsの技術を用いて支援する研究に従事。2023年船井情報科学振興財団奨学生。
浅井 明里
University of Washington, Computer Science and Engineering, Ph.D. 課程
2019年3月東京大学工学部卒業(工学部長賞及び優秀卒業論文賞)。2019年9月より University of Washington, Paul G. Allen School of Computer Science & Engineering博士課程に進学。ChatGPTに代表されるような大規模言語モデル、特に検索などを組み合わせたより信頼性の高いモデルの研究開発が専門。中島記念国際講習財団奨学生奨学生(2019-2022) およびIBM Fellowship Fellow (2022-2023)。
遠藤 礼子
MIT, Environmental Engineering, Ph.D. 課程修了
2011年3月東京大学工学部社会基盤学科卒業。MITで環境工学を専攻し、修士および博士号を取得。環境工学と公衆衛生の融合的な分野で働き、下水疫学の社会実装に力を入れる。Biobot社に入社し、Y Combinator卒業、米国CDCとの契約、TIMES誌「世界で最も影響力のある100社 (2022)」選出など経験。2022年より日本における下水疫学導入を目指す活動を行う。MITテクノロジーレビュー「Innovators Under 35 Japan 2023」受賞。2024年4月から島津製作所にてグローバル連携推進に関わる。
大野 康晴
UCL, MSc Science, Technology and Society 修士課程修了
2022年3月東京大学教養学部学際科学科地理・空間コース卒業。2022年4月より、東京大学大学院学際情報学府社会情報学コースに在籍(のち中退)。23年9月にUniversity College London, MSc Science, Technology and Societyを修了(Distinction)。ロンドン・東京にてインターンを経験後、4月よりコンサルティング会社勤務。関心領域は、科学技術政策、ジェンダード・イノベーション、科学技術と権力、科学技術に対するパブリック・エンゲージメント。
司会
宮武 茉子
UC Berkeley, Mechanical Engineering, Ph.D. 課程進学予定
料理と工学の融合分野で研究中。修士論文では柔らかいゼリーをプリントできるフード3Dプリンタを開発。料理人の視点を持って研究に取り組むため、修士課程を1年間休学し調理師専門学校へ。修士卒業後はフリーランスとして料理人とコラボしオーダーメイドでシリコン型を制作。2020年3月東京大学工学部電子情報工学科卒業。2022年3月辻調理師専門学校卒業。2023年3月東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻修士課程卒業。2024年船井情報科学振興財団奨学生。