海外大学院学位留学 ー「その一歩から、はじまる。」ー
海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかし、ご存知でしょうか。海外のトップの大学院では、優秀な大学院生のほとんどが学費を免除される上に、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が、ただ見知らぬものであるが故に見過ごされてしまっているとしたら、それは大変もったいないことです。
本説明会では、みなさんに学位留学をもっと身近に感じて頂けるように、様々な観点から大学院留学というキャリアについての情報提供を行いたいと思っています。「海外大学院でしか得られない経験は?」「出願はどうやって?」「卒業後の進路は?」など、様々な疑問を準備してお越しください。留学経験を持つ先輩があなたの疑問にお答えします。
海外大学院留学は就職、進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。学位留学を通じて世界で勝負してみたいみなさん、ぜひ説明会に足を運んでみてください。
主催: 米国大学院学生会
共催:名古屋大学 国際本部 グローバルエンゲージメントセンター
後援:船井情報科学振興財団
日時: 2023年7月22日(土)17:00-19:00
会場: オンライン開催(第1・2部:YouTube配信、第3部:Zoom)※第3部参加用のZoomリンクは登録いただいた方に当日までにお送りします
参加費:無料
参加をご希望の方はこちらより事前登録をお願いします。パネルディスカッションで取り扱って欲しいテーマ等あれば是非ご記入ください。本説明会は一般参加も受け付けております。社会人の方・他大学の方のご参加もお待ちしております。
プログラム
17:00-18:00 第1部(講演会)
大澤 果那 (University of Toronto, Department of Ecology and Evolutionary Biology, Ph.D.課程在籍)
鈴木 健介(Pennsylvania State University, Department of Economics, Ph.D. candidate / Clark University, Department of Economics, Assistant Professor 2023年8月着任)
田中 慶介 (ドイツ航空宇宙センター (DLR) 研究員 / アーヘン工科大学 シミュレーションサイエンス学科 修士課程修了)
諸岡 光 (Norwegian University of Science and Technology, Department of Public Health and Nursing, PhD candidate)
18:00-18:30 第2部(パネルディスカッション)
パネルディスカッションでは、事前登録フォームからお寄せいただいた質問を題材に留学経験者がディスカッションを行います。海外大学院への出願過程や留学生活、出願学位取得後のキャリアパスなど、テーマにして欲しい内容をぜひお寄せください。
18:30-19:00 第3部(個別質問・懇親会)
パネルディスカッション終了後、事前登録者に当日までにお知らせするZoomリンクからZoomに移動いただき、登壇者と個別にお話いただけます。興味がある登壇者のブレイクアウトルームに移動し気軽にご質問ください。
講演者・パネリスト プロフィール
大澤 果那 (University of Toronto, Department of Ecology and Evolutionary Biology, Ph.D.課程在籍)
2018年に同志社大学理工学部環境システム学科を卒業後、2020年に名古屋大学環境学研究科地球環境科学専攻博士前期課程を修了。修士(理学)。2020年9月よりカナダのUniversity of Torontoに留学中。カナダ最大の総合博物館であるRoyal Ontario Museumにて、約5億年前のカンブリア紀に生息した古生物の研究を行っている。吉田育英会日本人派遣留学プログラム奨学生(2020-)。
鈴木 健介(Pennsylvania State University, Department of Economics, Ph.D. candidate / Clark University, Department of Economics, Assistant Professor 2023年8月着任)
名古屋市出身、留学までの27年間を千種区・本山の実家で過ごす。2009年4月に名古屋大学経済学部に入学、4年次に独・フライブルグ大学へ交換留学、2013年3月卒業。同4月より大学院経済学研究科に進学、同10月より「PhDプロフェッショナル登龍門」履修生。2015年3月に修士課程修了。同4月より博士課程、日本学術振興会特別研究員。2017年8月よりペンシルベニア州立大学経済学部Pに進学し、2023年8月Ph.D.取得。2020年度より名古屋大学大学院経済学研究科附属国際経済政策研究センター共同研究員、2023年8月より現職。専門分野は国際経済学・空間経済学・労働経済学で、現在は日本における外国人労働者の受け入れが経済厚生と産業・就業構造に与える効果を分析している。
田中 慶介 (ドイツ航空宇宙センター (DLR) 研究員)
2016年に北海道大学工学部機械知能工学科を卒業後、外資自動車部品メーカーで勤務。2019年よりドイツ渡航、2022年にアーヘン工科大学シミュレーションサイエンス学科の修士課程を修了。現在はドイツ政府研究機関で再生エネルギー分野のAIプロジェクトに従事。ドイツ学術交流会 (DAAD) 修士課程奨学生 (2019-2022)。
諸岡 光 (Norwegian University of Science and Technology, Department of Public Health and Nursing, PhD candidate)
2019年信州大学医学部卒業。医師免許取得。名古屋大学医学部附属病院で初期研修を修了し、名古屋大学医学部附属病院救急科勤務。2022年8月よりノルウェー科学技術大学, Department of Public Health and NursingでPhD candidateとして入学。COVID-19パンデミック下で集中治療、ワクチン業務に携わり、(医師としての適性のなさを痛感)疫学に惹かれる。女性特有のライフイベントとその後の心房細動に関する疫学研究を行っている。ボルダリングジムで毎週かさぶたを増やし、研究ではなく登れぬ壁への闘志を燃やす日々。
参考リンク集
- 米国大学院学生会: https://gakuiryugaku.net/
- 船井情報科学振興財団: https://funaifoundation.jp/
- 船井情報科学振興財団 (奨学生の報告書):
https://funaifoundation.jp/scholarship/grantees_up_to_now.html - Xplane (海外大学院出願について情報がまとまっている): http://xplane.seldoon.net/
お問い合わせ
次のメールアドレスへお送りください:hatena.osawa [at] mail.utoronto.ca
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
Twitterの公式ハッシュタグ: #海外大学院留学説明会2023夏