海外大学院学位留学 ー「世界は誰かの挑戦でできている」ー
海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではまだ見慣れないことかもしれません。しかし、海外のトップの大学院では、優秀な大学院生のほとんどが学費を免除される上に、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が、ただ見知らぬものであるが故に皆さんのキャリアを考える上で見過ごされてしまっているとしたら、それは大変もったいないことです。
本説明会では、学位留学をもっと身近に感じて頂けるように、特に大学別にとらわれずあらゆる大学からの留学や社会人からの留学を考える方に様々な観点から大学院留学というキャリアについて情報提供を行いたいと思っています。「海外大学院でしか得られない経験は?」「出願はどうやって?」「卒業後の進路は?」など、様々な疑問を準備してお越しください。留学経験を持つ先輩があなたの疑問にお答えします。今回の登壇者5名は、海外大学院に留学したという共通点を持つ一方で、出身大学、社会人経験、分野、留学歴、留学の動機などは様々です。バックグラウンドに関わらず、参加者の方それぞれにとってのロールモデルがきっと見つかることと思います。
海外大学院留学は皆さんのキャリアを考えるうえで一つの選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。学位留学を通じて世界で勝負してみたいみなさん、ぜひ説明会に足を運んでみてください。
主催: 米国大学院学生会
後援: 船井情報科学振興財団
日時: 2023年7月9日(日)10:00-12:00(日本時間)
会場: オンライン(YouTubeリンク: https://youtube.com/live/xpgz1O5Z1CA?feature=share))
参加費:無料
参加をご希望の方はこちらより事前登録をお願いします。パネルセッションで取り扱って欲しい大学院留学についての質問・疑問等あればぜひ事前アンケートにてご回答ください。本説明会は一般参加も受け付けています。社会人の方・あらゆる大学の方のご参加をお待ちしております。
この説明会は、登壇者個人の経験にフォーカスした内容とする予定です。海外大学院出願に関する全般的な知識をお伝えした、昨年度の 全体総合説明会(YouTubeリンク: https://youtu.be/0F94lUrHe2g)をご視聴いただくことを推奨します。
プログラム
10:00-11:30 第1部(講演者紹介/講演会)
梅崎詩菜(米 ライス大学 化学専攻 博士課程在籍)
吉村駿佑(米 ロチェスター大学 政治学部 博士課程在籍)
宇都隆宏(スイス チューリッヒ工科大学 物理学専攻 博士課程在籍) ※司会
大島知子(米 スタンフォード大学 化学・システム生物学専攻 博士課程進学予定)
河井理雄(米 ハーバード大学 バイオエンジニアリング専攻 博士課程進学予定)
11:30-12:00 第2部(パネルディスカッション)
パネルディスカッションでは、事前登録フォームとからお寄せいただいた質問を題材に留学経験者が討論します。出願時や留学中の経験など実際の体験談を踏まえて幅広い質問にお答えします。
当日の質問にも時間の許す限りお答えします。当日の質問募集のはSlidoで行います。リンクはこちら
12:00-12:30 第3部(懇親会)
第三部では、各講演者ごとにブレイクアウトルームを開く予定です。各ブレイクアウトロームでは、希望の講演者に個別での質問をすることができます。懇親会用のzoomリンクは事前登録いただいた方にメールで共有いたします。
講演者・パネリスト プロフィール
梅崎 詩菜(米 ライス大学 化学専攻 博士課程在籍)
2019年3月に同志社大学理工学部機能分子・生命化学科を卒業。在学中に米・University of California Davisでの語学留学、米・University of Missouri Columbiaでの交換留学、米・Rice Universityでの研究インターンを経験。2019年8月にRice University のPh.D.課程に進学。光化学をの知識を用いて、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質凝集についての研究を行う。TOMODACHI STEM Program卒業生 (2018) 、QUAD Fellowship 奨学生 (2023) 。
吉村 駿佑(米 ロチェスター大学 政治学部 博士課程在籍)
2020年に京都大学法学部を卒業。在学中に米・ジョージワシントン大学へ交換留学、外交問題評議会にてインターン。2021年に米・シカゴ大学社会科学修士課程を修了。2022年より米・ロチェスター大学政治学部博士課程に在籍。専攻は数理政治学。個人ブログはこちら
宇都 隆宏 (スイス チューリッヒ工科大学 物理学専攻 博士課程在籍)
2021年に東京大学工学部物理工学科を卒業後、2023年に東京大学工学系研究科物理工学専攻修士課程を修了。修士課程在学中にスイス・チューリッヒ工科大学への1年間の研究留学を経験。2023年6月より、同じくスイス・チューリヒ工科大学博士課程に進学。光と、グラフェンやTMDCといった層状物質を用い、量子多体系に関する実験研究に取り組む。船井情報科学振興財団奨学生(2023-)。
大島 知子(米 スタンフォード大学 化学・システム生物学専攻 博士課程進学予定)
2021年に東京大学医学部医学科を卒業後、初期臨床研修医として長野赤十字病院に2年間勤務。2023年4月から東京大学大学院医学系研究科博士課程に進学し、同9月からスタンフォード大学 化学・システム生物学専攻 PhDコースに進学予定。タンパク質の分解機構にかかわる研究を行っている。船井情報科学振興財団奨学生 (2023-)。
河井 理雄(米 ハーバード大学 バイオエンジニアリング専攻 博士課程進学予定)
2021年に東京大学情報理工学系研究科を卒業後、株式会社キーエンスにて研究開発職として2年間勤務。2023年4月より東京大学情報理工学系研究科技術補佐員として勤務し、同9月よりハーバード大学 バイオエンジニアリング専攻 PhDコースに進学予定。ロボット素材としての人工皮膚の活用手法に関する研究を行う。船井情報科学振興財団奨学生(2023-)
お問い合わせ
次のメールアドレスへお送りください:takuto at phys dot ethz dot ch
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
Twitterの公式ハッシュタグ: #海外大学院留学説明会2023夏