海外大学院学位留学 ー「自分の可能性を、世界へ」ー
皆さんは、海外の大学院に進学するという選択肢を考えたことがありますか?世界中から集まった優秀な学生たちが切磋琢磨する環境の中で刺激し合い、 多くの学生にはRAやTAとして学費・生活費が支給されています。そんな今まで想像したことのないような選択肢があること、そして実はそのチャンスが手の届く距離にあること。学位留学経験者の生の声を聞いてみませんか?
2020年冬は、新型コロナウイルスの世界的な流行のために、国境・県境を越えた移動が大幅に制限されています。本状況を踏まえ、米国大学院学生会は2020年冬の海外大学院留学説明会を、夏に引き続きオンラインで開催することといたしました。地理的な制約を越え、今までにも増して多様な講演者・パネリストにご協力いただいています。
本セッションでは『コンピューターサイエンス分野での海外大学院留学』にテーマを絞り、海外大学院の現役学生および学位留学を経て現在第一線でご活躍されている先輩方にお話を伺います。今回はコンピューターサイエンスの分野で学位留学を目指している方や留学を目前に控える方々の疑問について、それぞれアメリカ、イギリス、ドイツに留学経験のある三名の登壇者の方々の経験を元に、一緒に考えられるような会にしたいと思っております。
主催: 米国大学院学生会
後援: 船井情報科学振興財団
日時: 2020年12月12日(土)17:00-19:20
会場: YouTube Live (リンクはこちら)
参加費: 無料
事前登録
参加をご希望の方はこちらから事前登録をお願いします。登録がなくてもご参加いただけますが、パネルセッションで取り扱って欲しい大学院留学についての質問・疑問等あればぜひ事前アンケートにてご回答ください。本説明会は参加費無料で、飛び入り参加も受け付けています。社会人の方・他大学の方のご参加もお待ちしております。
プログラム
17:00-17:05 開会の挨拶
17:05-18:35 第1部(講演会)
- 「(電気系) 学部からのCS博士課程出願」
浅井 明里 (ワシントン大学 コンピューターサイエンス Ph.D.課程) - 「イギリス大学院留学とその後」
五十嵐 歩美 (国立情報学研究所 助教) - 「ドイツ留学のおはなし」
茂山 丈太郎 (Hasso Plattner Institute コンピューターサイエンス Ph.D.課程)
18:35-19:20 第2部(パネルセッション)
パネルセッションでは、事前登録フォームからお寄せいただいた以下のトピックを題材に留学経験者が討論します。コンピューターサイエンス分野での大学院留学に関連して、実際の体験談を踏まえてリアルタイムでも幅広い質問にお答えします。
- CS特有の入試アドバイス(GPAはどの程度影響するのか・研究室訪問はした方がいいのか・推薦状は誰に頼んだか等)
- 給料について(CSは他の分野に比べて給料が出やすい?出にくい?額は?)
- 進学する大学院の選び方
- コロナ禍における留学の価値、日常はどう変わったか
(ファシリテーター:五十嵐 祐花 マサチューセッツ工科大学博士課程在学)
講演者・パネリスト プロフィール
浅井 明里 (ワシントン大学 コンピューターサイエンス Ph.D.課程)
2019年3月、東京大学工学部電子情報工学科を卒業、工学部長賞及び優秀卒業論文賞を受賞。
カリフォルニア州パロアルトのSalesforce Research (MetaMind) での研究インターンを経て、同年9月にワシントン大学コンピュータサイエンス学科 (the University of Washington, Paul G. Allen School of Computer Science & Engineering) Ph.D. courseに入学し、University of Washington Natural Language Processing group に所属。専門は自然言語処理。現在の研究テーマは言語やモダリティを跨いだ質問応答・情報検索や複雑な推論のためのNeural Symbolicモデルの開発など。中島記念国際交流財団奨学生 (2019-)。
五十嵐 歩美 (国立情報学研究所 助教)
国立情報学研究所、助教(University of Oxford, Ph.D. in Computer Science)。2014年筑波大学大学院システム情報工学研究科社会システム工学専攻を修了。2014年10月からオックスフォード大学計算機科学科PhD課程Algorithmsグループへ進学。2018年3月にPhDを取得。2014年度船井情報科学振興財団奨学生。学術振興会特別研究員を経て、現在は国立情報学研究所に所属。専門は、ゲーム理論と計算機科学の融合領域であるアルゴリズム的ゲーム理論。特に、公平な資源配分メカニズムの研究が中心。
茂山 丈太郎 (Hasso Plattner Institute コンピューターサイエンス Ph.D.課程)
2014年徳山工業高等専門学校 機械電気工学科を卒業,東京大学工学部機械情報工学科に編入学.2017年東京大学工学部卒業,2020年東京大学大学院学際情報学府修了.2019年よりドイツHasso Plattner InsistuteのHuman Computer Interaction GroupにてPh.D課程.専門はバーチャルリアリティ環境におけるマルチモーダルな触力覚の知覚モデリングや触覚デバイス.修士研究のテーマは「変形VRコントローラーによる知覚モデルに基づいた物体形状の提示に関する研究」.船井情報科学振興財団奨学生(2019-).
ファシリテーター:
五十嵐 祐花 (マサチューセッツ工科大学 コンピュータサイエンス Ph.D.課程)
2020年3月、東京大学理学部情報科学科を卒業。その際、情報科学科首席として理学部学修奨励賞を受賞。2020年6月よりマサチューセッツ工科大学コンピュータサイエンス学科(MIT CSAIL)博士課程に進学。2018年3月より1年間、CERN(欧州原子核研究機構)にて研究開発に従事。2020年4月から5月にかけて、東京大学にて学術専門職員として勤務。船井情報科学振興財団奨学生(2020-)ならびにMIT EECS Great Educators Fellow(2020-)。ブログにて留学情報を発信。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
Twitterの公式ハッシュタグ: #海外大学院留学説明会2020冬