海外大学院学位留学 ー「自分の可能性を、世界へ」ー
海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかし、ご存知でしょうか。ほとんどの海外のトップの大学院では、大学院生のほとんどが学費を免除される上に、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、新鮮な生活環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が、ただ見知らぬものであるが故に見過ごされてしまっているとしたら、それは大変もったいないことです。
この全体総合説明会では、特にひとつの大学に偏ることなく、学位留学の意義、動機、出願とその準備、実際の大学院生活、そして留学後について、幅広い視点からの話が聴ける機会となっています。研究分野や留学のタイプなど様々な面で多様な背景を持った登壇者から、それぞれの視点で「海外大学院でしか得られない経験は?」「出願はどうやって?」「卒業後の進路は?」など、皆さんが抱えているかもしれない疑問にお答えします。自分の思い描いている道とは少し違った登壇者からの話も、学位留学についての理解をより深めたり、新たな選択肢を開拓するうえで、思いがけず有益な情報となることも多いはずです。
主催: 米国大学院学生会
後援: 船井情報科学振興財団
日時: 2020年7月11日(土) 10:00-12:00(懇親会12:00-13:00)
会場: YouTube Liveのリンク
参加費: 無料
事前登録
参加をご希望の方はこちらから事前登録をお願いいたします。
(事前登録がなくても参加いただけますが、満席の場合は事前登録された方を優先させていただきます。)
本説明会は参加費無料で、一般参加も受け付けています。社会人の方・他大学の方もふるってご参加ください。
事前資料
- 米国大学院学生会紹介スライド
本会を主催する米国大学院学生会、スポンサーとなっている船井情報科学振興財団の活動をまとめた資料です。
プログラム
プログラムは予告なく変更される場合があります。また、各セッションの開始時刻は進行の都合により前後することがあります。なお、登壇者への質問はslido.comから説明会中は常時受け付ける予定です。アクセスコードは説明会当日に発表されます。
10:00-11:00 第一部:講演会
講演「日本の1匹の蝶が、世界中でハリケーンを引き起こすか?」
南出 将志 / Masashi Minamide(Assistant Professor, Department of Civil Engineering, the University of Tokyo)
2013年3月、東京大学工学部社会基盤学科を卒業。2014年8月に同大学工学系研究科社会基盤学専攻修士課程を短縮修了。修士論文は同専攻の古市公威賞を受賞。2014年9月より、Pennsylvania State University / Dept. of Meteorologyの博士課程に進学。2018年5月に同課程より博士号取得。現在は、東京大学工学系研究科社会基盤学専攻助教、およびNASA Jet Propulsion Laboratoryの外部研究員、船井情報科学振興財団理事。専門は熱帯気象とデータ同化、特にハリケーンの力学とその数値予報。2016年4月より、米国大学院学生会代表を務めている。Funai Overseas Scholarship Student (2014-2016)。
講演「カナダ大学院留学の可能性」
齋藤 佑季也 / Yukiya Saito(The University of British Columbia, Department Physics and Astronomy Ph.D.課程在学)
2016年東京大学理学部物理学科卒業。学部在学中にカリフォルニア大学バークレー校および国立台湾大学へのサマースクール留学、またプリンストン大学天体物理学科への短期研究留学を経験。ブリティッシュコロンビア大学M.Sc.課程を2018年に修了し、現在同大学Ph.D.課程所属。カナダ国立研究所TRIUMFで、天体における重元素合成について数値モデルへの統計的手法の応用を主とした研究を行っている。沖縄生まれ北海道育ち。
11:00-12:00 第二部:大学院留学準備に関する講演とパネルディスカッション・質疑応答
パネルディスカッションでは、留学の動機、出願準備、それぞれの研究生活・大学院生活などについて、事前寄せらせた質問をベースに幅広くお話しします。
進行役:木原 盾 / Tate Kihara(Brown University, Department of Sociology, Ph. D. 課程在学)
2015年3月、東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程を卒業。在学中にUniversity of British Columbiaへ交換留学、Swiss Federal Institute of Technology in Zurich (ETH)で研究インターンとして働く。2017年3月、東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻比較教育社会学コース修士課程を修了。同博士課程で日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て、2017年9月より、Brown University, Department of Sociology, Ph.D. 課程に入学。主な研究テーマは米国と日本における移民の社会移動。専門は社会人口学および教育社会学。
進行役:阿部 由季 / Yuki Abe(New York University, International Education修士課程卒)
茨城県出身。2013年に単身渡米し、カリフォルニア州のコミュニティカレッジに入学。2016年にUniversity at Albany, SUNYを卒業(情報科学専攻、ジャーナリズム副専攻)。東京のメディア関連企業での勤務を経て、2018年にNew York Universityの修士課程に入学。教育社会学の教育格差の観点から、主に留学の入り口に関することを勉強・リサーチする。大学院での学業の傍で、St. John’s Universityの交換留学オフィス、留学生支援NPO法人One To Worldでのインターンを経験。
進行役:デニス サヤ / Saya Dennis(Northwestern University, Department of Preventive Medicine, Ph.D.過程在学)
2017年3月、東京大学農学部森林環境科学過程を卒業。学部在学中にUniversity of British Columbiaへ交換留学し、Yale Universityでサマースクール留学を経験。卒業後、院進学前に研究経験を積むため、Northwestern Universityでシステム生物学の研究室で研究スタッフとして働く。勤務期間中に医学分野、中でも医学への情報学的アプローチに興味を持ちはじめ、2019年9月より、Northwestern Universityで医学情報学(Biomedical Informatics)のPhD過程を始める。
12:00〜 第三部:質疑応答タイム
第三部では、よりインターラクティブでフランクな雰囲気の中で、登壇者になんでも質問ができる時間を設けています。個人的な質問も大歓迎です。
質疑応答はslido.comから行う予定です。アクセスコードは、説明会当日に発表されます。
全体総合説明会に関して質問などございましたら、責任者のデニス(sayarenedennis [at] gmail.com)までお気軽にご連絡ください。
Twitterの公式ハッシュタグ: #海外大学院留学説明会2020夏
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