海外大学院学位留学 ー「自分の可能性を、世界へ」ー
海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかし、ご存知でしょうか。海外のトップの大学院では、優秀な大学院生のほとんどが学費を免除される上に、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が、ただ見知らぬものであるが故に見過ごされてしまっているとしたら、それは大変もったいないことです。
本説明会では、みなさんに学位留学をもっと身近に感じて頂けるように、様々な観点から大学院留学というキャリアについての情報提供を行いたいと思っています。「海外大学院でしか得られない経験は?」「出願はどうやって?」「卒業後の進路は?」など、様々な疑問を準備してお越しください。留学経験を持つ先輩があなたの疑問にお答えします。今回の登壇者4名は全員が北海道大学の卒業生で、大学卒業後に海外のトップスクールに留学したという共通点を持つ一方で、分野、留学歴、留学の動機などは様々です。バックグラウンドに関わらず、参加者の方それぞれにとってのロールモデルがきっと見つかることと思います。
海外大学院留学は就職、進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。学位留学を通じて世界で勝負してみたいみなさん、ぜひ説明会に足を運んでみてください。
概要
主催: 米国大学院学生会
後援: 船井情報科学振興財団
日程: 2020年 7月 12日 (日)
時間: 12:30 ~ 14:30
場所: YouTubeにてオンライン配信(https://youtu.be/gyXsTbyBmU0)
事前登録
参加をご希望の方はこちらから事前登録をお願い致します。参加無料、学外からの参加も歓迎です。
プログラム
12:30-13:30 第1部(講演会)
「大学院留学とは」
兼田 真周(イェール大学, 化学&環境工学専攻 博士課程 内定)
海外大学院の概要、出願のプロセス、TOEFL・GRE、学位取得の課程など。
「理系の修士留学@スウェーデン」
重井 真琴(スウェーデン農業科学大学, 環境科学専攻 修士課程 在籍)
留学を目指したきっかけ、留学準備、スウェーデンでの修士課程生活など。
「理系の博士留学@アメリカ」
佐藤 わかな(ミネソタ大学, 生化学専攻 博士課程 在籍)
留学を目指したきっかけ、留学準備、アメリカの大学院での研究環境など。
「博士号取得後のキャリアパス・博士留学@アメリカ」
種田 修三(アリゾナ大学, 植物病理学専攻 博士課程 在籍)
学位取得までの過程、民間企業での就職活動、キャリア形成の展望など。
13:30-14:30 第2部(パネルディスカッション Q&A)
パネルディスカッションでは登壇者が事前登録でいただいた質問等を中心に、大学院留学に関する様々な質問にお答えします。
講演者
種田 修三(アリゾナ大学, 植物病理学専攻 博士課程 在籍)
2015年北海道大学 農学部 生物機能化学科を卒業。大学4年時にウィスコンシン大学マディソン校への交換留学を経験。学部卒業後は、米国でPh.D.を取得している北大農学院の高須賀太一先生の研究室でのインターンシップを経て、2015年夏からアリゾナ大学に進学。アリゾナ大学では植物の体内に生息する微生物の生態及びそれらの農業への応用について研究している。パナマ、チリ、マレーシア、南アフリカでフィールドワークも行っている。2015年から2017年まで船井情報科学振興財団奨学生、2018年からは日本学生支援機構の海外留学支援制度奨学生として採用。北大生の海外大学院留学をサポートする情報サイトを北大国際本部と共に管理しています。学位取得後の進路先として、農業関連の日本企業へ内定済み。
2018年3月北海道大学 農学部 生物機能化学科を卒業。同年夏よりミネソタ大学、Biochemistry, Molecular Biology, and Biophysics Ph.D. 課程に進学。人工生命・細胞を作ることを目指して無細胞タンパク質合成系や遺伝子回路の研究を行っている。2018年度船井情報科学振興財団奨学生。
重井 真琴(スウェーデン農業科学大学, 環境科学専攻 修士課程 在籍)
2017年 北海道大学 工学部 環境工学科卒、2019年同大 大学院 国際食資源学院卒。北大研究室在籍時にスウェーデン農業科学大学(以下SLU)に勤める現在のSupervisorに出会い、将来的にSLUで下水に関わる研究をしたいと志す。学部では主に水処理や排水の再利用について学び研究した。学際的な講義や海外実習が展開される国際食資源学院での経験から、改めて水土管理について農学的視点も含めて学びたいと思い、2019年春からSLUでのインターンシップを経て、現在は土壌と水環境に関する修士課程の1年目を履修している。2019年度ロータリー財団グローバル補助金奨学生。
兼田 真周(イェール大学, 化学&環境工学専攻 博士課程 内定)
2020年北海道大学 工学院 環境創生工学専攻 修士課程を修了。2017年に同大学工学部を卒業。修士課程1年生のときに米国コネチカット州ニューヘイブン市にあるエール大学へ1年間の留学を経て、今秋から同大学院のChemical & Environmental Engineering 博士課程へ入学予定。アメリカの博士課程では、世界的な水不足問題を解決するべく次世代の水処理技術を研究開発する予定。2020年度船井情報科学振興財団奨学生。2020年度ロータリー財団グローバル補助金奨学生。
お問い合わせ
ご質問等ありましたら、cplus2_180 [at] yahoo.co.jp までご連絡ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
Twitterの公式ハッシュタグ: #海外大学院留学説明会2020夏