海外大学院留学説明会@筑波大学 2018年12月22日(土)

      海外大学院留学説明会@筑波大学 2018年12月22日(土) はコメントを受け付けていません

「海外の大学院で学位を取得する。」

それは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかしご存知でしょうか。海外のトップの大学院では、優秀な大学院生のほとんどが学費を免除される上に、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が、ただ見知らぬものであるが故に見過ごされてしまっているとしたら、それは大変もったいないことです。

だからこそ本説明会では、みなさんに学位留学をもっと身近に感じて頂きたいと思っています。当日は海外大学院への出願方法、海外大学院での生活、卒業後の進路など、留学前から留学後まで幅広くカバーします。理系・文系を含む多様なバックグラウンドを持った留学経験者の留学経験を基にお話します。

海外大学院留学は、日本での「既定のコース」から外れてしまう比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。留学を通じて世界で勝負してみたい皆さん、ぜひ説明会に足を運んでみてください。

概要

日程: 2018年12月22日 (土)
時間: 15:00 – 17:30(説明会)18:00 – 19:00 (懇親会)
場所: 筑波大学 第3エリア3A棟209講義室(説明会終了後、3A棟212号室にて懇親会を開催)

事前登録

参加をご希望の方はこちらから事前登録をお願い致します。参加無料、学外からの参加も歓迎です。

プログラム

14:30 -15:00 受付
15:00 – 開会
15:10 – 講演「経済学博士課程とその後」(澤亮治)
15:35 – 講演「大学院留学の経緯と準備」(白井有樹)
16:00 – 講演「アメリカ大学院(PhD)の出願に必要なもの」(坂下申世)
16:25 – 17:15 パネルディスカッション Q&A
17:15 – アンケート
17:30 – 閉会
18:00 – 19:00 懇親会 (3A棟212号室)

パネルディスカッションでは 登壇者が事前登録でいただいた質問等を中心に、大学院留学に関する様々な質問にお答えします。

登壇者:

澤亮治 筑波大学システム情報系、准教授 (University of Wisconsin-Madison, Ph.D. in Economics)
2000年慶應義塾大学理工学研究科電気工学専攻を修了。修了後から2005年までサン・マイクロシステムズ株式会社勤務。また、社会人向けに開講されている青山学院大学国際政治経済学研究科国際経済学専攻を修了。2006年にDuke大学にて経済学修士を取得し、2012年にWisconsin州立大学Madison校にて経済学PhDを取得。会津大学勤務を経て、現在は筑波大学システム情報系社会工学域に所属。専門は複数の人が個別に意思決定する状況における結果を予測する分野であるゲーム理論。特に人々の合理性が限定的・近視眼的である場合の研究が中心。

照山絢子 筑波大学図書館情報メディア系、助教(University of Michigan, Ph.D. in Anthropology)
2002年慶応義塾大学文学部卒、野村総合研究所に研究員として勤務した後、大学院留学のため渡米。2004年シカゴ大学MAPSS(マップス)プログラム修士課程修了、2014年ミシガン大学人類学研究科博士課程修了。2014年より現職。専門は文化人類学・医療人類学で、日本における発達障害について研究をしてきた。

白井有樹 University of California, Los Angeles, Robotics, Ph.D. 課程
2018年3月に東北大学工学部機械知能・航空工学科を卒業。東北大学では、火星の崖地を探査する昆虫型ロボットの研究に従事。2018年6月よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院の機械航空宇宙工学専攻のロボット研究室にPhD学生として所属。主に未知不整地の脚ロボットの経路計画を行っている。2018年度船井情報科学振興財団奨学生。

坂下申世 Cornell University, Information Science, Ph.D. 課程
2018年、筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類卒業。筑波大学では、人形劇における遠隔制御システムを研究し、日本学生支援機構より優秀学生懸賞 学術部門 大賞を受賞。2018年8月、ニューヨーク州イサカにあるコーネル大学、Department of Information Science Ph.D.プログラム入学。現在は、テレプレゼンスロボットや遠隔共同作業システムの研究に従事。2018年より、中島記念国際交流財団 奨学生。

五十嵐歩美 九州大学、学術振興会特別研究員(University of Oxford, Ph.D. in Computer Science)
2014年筑波大学大学院システム情報工学研究科社会システム工学専攻を修了。2014年10月からオックスフォード大学計算機科学科PhD課程Algorithmsグループへ進学。2018年3月にPhDを取得。2014年度船井情報科学振興財団奨学生。2018年4月より日本学術振興会特別研究員 (PD) 特別研究員。専門は、ゲーム理論とアルゴリズム理論の融合領域であるアルゴリズム的ゲーム理論。最近は古典的な難問であるケーキの切り分け問題に取り組んでいる。