海外大学院留学説明会@東京大学 2021年7月11日(日)

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本説明会は終了いたしました。録画はこちらのYouTubeからご覧いただけます。

海外大学院学位留学 ー「わたしは、行く。」ー

海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかし、ご存知でしょうか。海外のトップの大学院では、優秀な大学院生のほとんどが学費を免除される上に、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が、ただ見知らぬものであるが故に見過ごされてしまっているとしたら、それは大変もったいないことです。

本説明会では、みなさんに学位留学をもっと身近に感じて頂けるように、様々な観点から大学院留学というキャリアについての情報提供を行いたいと思っています。「海外大学院でしか得られない経験は?」「出願はどうやって?」「卒業後の進路は?」など、様々な疑問を準備してお越しください。留学経験を持つ先輩があなたの疑問にお答えします。今回の登壇者5名は全員が東京大学の卒業生で、大学卒業後に海外のトップスクールに留学したという共通点を持つ一方で、分野、留学歴、留学の動機などは様々です。バックグラウンドに関わらず、参加者の方それぞれにとってのロールモデルがきっと見つかることと思います。

海外大学院留学は就職、進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。学位留学を通じて世界で勝負してみたいみなさん、ぜひ説明会に足を運んでみてください。

主催: UT-OSAC, 米国大学院学生会
共催: 東京大学社会連携本部卒業生担当
後援: 船井情報科学振興財団
日時: 2021年7月11日(日)13:00-15:00(懇親会 14:40-15:00)
会場: オンライン(Zoomリンク:当日が近づいたら事前登録したメールアドレスにお伝えします)
参加費:無料

登壇者への配信中の質問は随時slidoから受け付けています。

参加をご希望の方はこちらより事前登録をお願いします。パネルセッションで取り扱って欲しい大学院留学についての質問・疑問等あればぜひ事前アンケートにてご回答ください。本説明会は一般参加も受け付けています。社会人の方・他大学の方のご参加もお待ちしております。イベント終了後、第1部と第2部の録画をYouTubeにて公開予定です。第3部の懇親会は録画いたしません。終了後にこちらのアンケートへの記入をよろしくお願いします。

この説明会は、登壇者個人の経験にフォーカスした内容となっております。海外大学院出願に関する全般的な知識をお伝えする、受験総合説明会(7/5 (月) 9:00 – 11:00, YouTubeリンク: https://youtu.be/0F94lUrHe2gにもご参加いただくことを推奨します。

プログラム

13:00-14:10 第1部(講演会)

「人文系のイギリスPh.D.留学」
馬場 理絵(バーミンガム大学博士課程:英文学)

「コンピュータサイエンスのアメリカPh.D.留学」
胡 緯華(スタンフォード大学博士課程:コンピュータサイエンス)

「PhD: ゼロから始めたスイス留学」
柴﨑 祥太(ローザンヌ大学博士課程:数理生物学)

「限界ポスドクアメリカを征く」
苅田 譲(マサチューセッツ工科大学ポスドク・スクリプス研究所化学博士)

14:10-14:40 第2部(パネルセッション)

パネルセッションでは、事前登録フォームslidoからお寄せいただいた質問を題材に留学経験者が討論します。学位取得後のキャリアパスや、英語の勉強方法など実際の体験談を踏まえて幅広い質問にお答えします。

14:40-15:00 第3部(懇親会)

懇親会では各登壇者にzoom上で直接質問をして頂けます。興味がある登壇者のブレイクアウトルームにご移動ください。

講演者・パネリスト プロフィール

苅田 譲(マサチューセッツ工科大学ポスドク・スクリプス研究所化学博士)

2015年3月、東京大学理学部化学科を卒業。2015年6月よりスクリプス研究所博士課程に進学し、Baran研究室でタキソールの全合成を達成。2020年5月に博士課程修了。2020年6月よりマサチューセッツ工科大学化学科のRadosevich研究室でポスドクとして勤務。リンをはじめとした典型元素を用いる合成化学を研究している。船井情報科学振興財団奨学生(2015)。本庄国際奨学財団奨学生(2018)。大津会議フェロー(2018)。上原記念生命科学財団リサーチフェロー(2020)。化学式を象ったアクセサリーを売っている。

柴﨑 祥太(ローザンヌ大学博士課程:数理生物学)

2016年3月、東京大学教養学部統合自然科学科を卒業。2018年3月、同大学総合文化研究科広域科学専攻の修士課程を修了(広域科学専攻修士論文特別賞)。2018年4月から8月まで、同専攻の博士課程に日本学術振興会特別研究員 (DC1) として在籍。2018年9月、スイスのローザンヌ大学博士課程に進学。数理モデルを用いて、微生物の生態・進化動態を研究中。中島記念国際交流財団奨学生 (2018年9月−)。

胡 緯華(スタンフォード大学博士課程:コンピュータサイエンス)

2016年3月、東京大学計数工学科学士課程を卒業。2018年3月、東京大学大学院コンピュータ科学専攻修士課程を卒業。2018年9月より、Stanford大学 Department of Computer Science Ph.D. 課程に進学。専門は、機械学習。特に大規模グラフデータのための手法とベンチマークの開発をしている。研究論文は、国際会議NeurIPS (2020 spotlight採択)、国際会議ICLR (2019 oral採択、2020 spotlight採択)、ICLR workshop (2021 Best paper award受賞)など。最近は世界最高峰のデータコンペKDD Cup 2021を主宰。2020年夏、Facebook AI Researchでインターンシップ。船井情報科学振興財団奨学生(2018-2020)。孫正義財団生(2019-)。

馬場 理絵(バーミンガム大学博士課程:英文学)

2013年3月、立教大学文学部卒業。2016年3月、東京大学修士課程修了。2019年9月、バーミンガム大学博士課程入学。ヴィクトリア朝の歴史・文化的背景に着目しながら、ブロンテ文学の動物・自然の表象を研究している。2019年9月より日本学生支援機構(JASSO)奨学生。

河野 麗(ペンシルベニア大学博士課程:電気システム工学)

2021年3月、東京大学工学部電気電子工学科を卒業、電気学術女性活動奨励賞を受賞。2021年9月よりUniversity of PennsylvaniaのElectrical and Systems Engineering博士課程に進学し、GRASP Labにて宇宙探査ロボットの研究を行う予定。船井情報科学振興財団奨学生(2021-)。

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