海外大学院留学説明会@東京大学 2018年7月15日(日)

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海外大学院学位留学ーー「世界に出て,世界と戦う」

海外の大学院に進学し,学位を得るーーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかし,ご存知でしょうか。海外のトップの大学院では,優秀な大学院生のほとんどが学費を免除される上に,生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で,充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ,好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が,ただ見知らぬものであるが故に見過ごされてしまっているとしたら,それは大変もったいないことです。

本説明会では,みなさんに学位留学をもっと身近に感じて頂き,キャリアプランニングのための情報提供を行いたいと思っています。「海外大学院でしか得られない経験は?」「卒業後の進路は?」などなど,様々な疑問を準備してお越しください。理系・文系を含む多様なバックグラウンドを持った留学経験者たちが,あなたの疑問にお答えします。また,説明会で得た情報をもとに,みなさんのキャリアをデザインする支援も行いたいと思います。

海外大学院留学は就職,進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう,比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし,その先には刺激的で数奇な経験と,世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。留学を通じて世界で勝負してみたいみなさん,ぜひ説明会に足を運んでみてください。

主催: UT-OSAC、米国大学院学生会
後援: 東京大学社会連携部・卒業生部門国際交流課船井情報科学振興財団米国大使館

日時: 2018年7月15日(日) 14:00-17:00(説明会),17:30-18:30(交流会)
会場: 東京大学本郷キャンパス工学部2号館213教室
(説明会終了後、工学部2号館展示室にて17:30-18:30の間、懇親会を開催)
参加費: 無料

本説明会は一般参加も受け付けています。社会人の方・他大学の方もふるってご参加ください。例年,約200名ほどの参加者のうち、6割が東京大学の学生、3割が他大学の学生、1割ほどが企業にお勤めの社会人という人数比での参加をいただいています。

 

事前登録

参加をご希望の方はこちらより事前登録をお願いします。(事前登録がなくても参加いただけますが、満席の場合は事前登録者の入場を優先させていただきます。)
参加費無料で、学外からも参加可です。

当日配布資料

プログラム

各講演・パネルディスカッションの開始時刻は進行の都合により前後することがあります。

  • 13:30 開場
  • 14:00 主催者あいさつ,進行の説明
  • 14:10 留学体験談 1(谷川洋介)発表資料
  • 14:40 留学体験談 2(山本裕一)発表資料
  • 15:20 休憩(10分)
  • 15:30 ミニ講演+パネルディスカッション 1「留学準備」(鎌田皐綾)発表資料
  • 15:55 ミニ講演+パネルディスカッション 2 「進学先の選択」(永嶋知紘)発表資料
  • 16:20 ミニ講演+パネルディスカッション 3 「留学生活」(宮﨑勇典)発表資料
  • 16:45 説明会まとめ
  • 17:00 休憩,交流会開場へ移動
  • 17:30 交流会
  • 18:30 解散

講演者・パネリスト プロフィール

山本裕一(ペンシルバニア大学経済学部 助教授)
2004年3月に東京大学経済学部卒業、2006年3月に同大学経済学研究科にて修士号取得、2011年6月にHarvard UniversityにてPh.D. in Economicsを取得。同年7月よりUniversity of PennsylvaniaにてAssistant Professor of Economicsとして勤務しています。専門はゲーム理論で、利己的な個人が集団としてどのような行動を取るのかについて、数学的に分析しています。

宮﨑勇典(anri)
2015年、Stanford UniversityにてPh.D. (Biomedical Sciences)を取得。日系メーカー・米系戦略コンサルティングファームを経て、2018年よりベンチャーキャピタル anriに参画。主にシードステージのベンチャー企業への投資・事業支援を行う。2009年、東京大学薬学部薬学科を卒業。

永嶋知紘(Carnegie Mellon University, Human-Computer Interaction Institute, Ph. D. 課程)
2014年3月国際基督教大学(ICU)教養学部卒業。同年6月より、北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンターにて特定専門職員として2年間勤務。2016年夏渡米、スタンフォード教育大学院Learning, Design, and Technologyプログラムにて修士号(M.A. in Education)を取得。2017年夏よりカーネギーメロン大学 計算機科学科 Human-Computer Interaction InstituteのPhD課程に所属。専門は学習科学、教育工学、オープンエデュケーション。

鎌田皐綾(Rice University, Ph.D. course, History Department 進学予定)
東京大学教養学部地域文化研究科北米地域文化研究専攻卒業、卒業論文にて同専攻から最優秀卒業論文賞(トンプソン賞)を授賞。学部時代はYale UniversityのSummer Schoolにも参加。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修了、同専攻から最優秀修士論文賞を授賞。修士課程中、アメリカ史研究において最も名声のある学会であるOAH(Organization of American Historians)の年次大会にて、すでに学会発表を行なった。現在は東京大学大学院同専攻にて、日本学術振興会特別研究員DC1として、博士課程に在籍中。2018年8月からはアメリカ政府の支援のもとフルブライト奨学生としてRice University歴史学部博士課程に入学。専門分野はアメリカ史、現在までの研究は特に合衆国の移民政策史、ラティーノ史、ラティーノ政治史を中心としている。

谷川洋介(Stanford University, Biomedical Informatics, Ph. D. 課程)
2016年9月よりStanford University, Biomedical Informatics Ph.D. program に在籍中。Dr. Manuel Rivas とDr. Gill Bejerano の両教員の指導のもと,ヒトの遺伝情報の解析を通じて人類集団の健康に貢献することを目指している。2016年3月,東京大学理学部生物情報科学科を卒業。在学中には,アメリカ・フランス・ロシア・オランダにて短期の留学・研究滞在を経験したほか,教養学部選抜学生コンサートに出演(ピアノ)。理学部学修奨励賞受賞(2016)。Funai Overseas Scholarship奨学生。