「海外の大学院で学位を取得する。それも外国人と全く同じ条件で。」
それは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかし、ご存知でしょうか。海外のトップの大学院では、優秀な大学院生のほとんどが学費を免除される上に、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が、ただ見知らぬものであるが故に見過ごされてしまっているとしたら、それは大変もったいないことです。だからこそ本説明会では、みなさんに学位留学をもっと身近に感じて頂きたいと思っています。「海外大学院ってどうやって出願するの?」「卒業後の進路は?」などなど、様々な疑問を準備してお越しください。理系・文系を含む多様なバックグラウンドを持った留学経験者たちが、あなたの疑問にお答えします。
海外大学院留学は就職、進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。留学を通じて世界で勝負してみたいみなさん、ぜひ説明会に足を運んでみてください。
日時: 2017年12月21日(木) 17:00~19:00
会場: 早稲田大学 西早稲田キャンパス 56号館 1階 103号室(会場へのアクセス方法はこちら)(説明会終了後、56号館B1階理工カフェテリアにて19:00–20:00の間、懇親会を開催)
参加費:無料
主催:米国大学院学生会
後援:早稲田大学理工学術院、早稲田電気工学会(EWE)、船井情報科学振興財団
本説明会は一般参加も受け付けています。社会人の方・他大学の方もふるってご参加ください。
事前登録
参加をご希望の方はこちらより事前登録をお願いします。
事前登録がなくても参加いただけますが、満席の場合は事前登録いただいた方の入場を優先させていただきます。本説明会は一般参加も受け付けています。社会人の方・他大学の方もふるってご参加ください。
プログラム
17:00-18:00 第1部(講演会)
南出将志:「アメリカ大学院への出願準備」
下英恵 :「イギリス大学院での留学生活」
加藤陽 :「国内大学院からの研究留学」
18:10-19:00 第2部(パネルセッション)
進行:古賀朱門
パネルセッションでは、事前登録フォームからお寄せいただいた質問を題材に留学経験者が討論します。学位取得後のキャリヤパスや、英語の勉強方法など実際の体験談を踏まえて幅広い質問にお答えしたいと思います。
講演者・パネリスト プロフィール
古賀朱門(カリフォルニア大学サンディエゴ校 博士課程: 機械航空工学)
2014年3月、慶應義塾大学理工学部物理情報工学科を卒業。2014年9月より、UC San Diego, Department of Mechanical and Aerospace EngineeringのPh.D. courseに進学。2017年にNASA Jet Propulsion Laboratory にてインターン、また Rensselaer Polytechnic Institute にて訪問研究をする。専門は相転移物質に対するシステム制御理論、また 3D プリンタの熱設計や、北極海氷の推定アルゴリズムへの応用。米国大学院学生会の副代表を担当。
下英恵(ケンブリッジ大学 博士課程: 生化学)
慶應義塾大学環境情報学部卒業、同大学政策メディア研究科先端生命科学プログラム修了。2014年より船井情報科学振興財団奨学生としてUniversity of Cambridge Department of Biochemistry博士課程に在籍。発生生物学とガン生物学研究を中心とするGurdon Instituteにて、蛍光イメージングを用いながら細胞骨格の構造とその形成過程を研究中。
南出将志(ペンシルベニア州立大学 博士課程: 気象学)
2013年3月、東京大学工学部社会基盤学科を卒業。2014年8月に同大学工学系研究科社会基盤学専攻修士課程を短縮修了。修士論文は同専攻の古市公威賞を受賞。2014年9月より、Pennsylvania State University / Dept. of Meteorologyの博士課程に進学。2017年夏には、大学院生を対象としたNCAR (National Center for Atmospheric Research)’s Advanced Study Program (ASP)に採択され、米国の気象研究国家機関にてインターンを行う。専門は熱帯気象とデータ同化、特にハリケーンの力学とその数値予報。2016年4月より、米国大学院学生会代表を務めている。Funai Overseas Scholarship Student (2014-)。
加藤陽(早稲田大学創造理工学研究科 博士課程:総合機械工学、カリフォルニア大学バークレー校 研究留学:電気・コンピュータ工学 )
2014年早稲田大学創造理工学研究科総合機械工学専攻入学、リーディング大学院実体情報学博士プログラム、学振特別研究員DC2所属。2017年5月よりUC Berkeley, Electrical Engineering and Computer ScienceのProf. Ruzena Bajcsy Labにて半年間インターン。専門はロボティクス・生体信号処理、上肢切断者のための電動義手の制御手法構築を行う。
お問い合わせ
次のメールアドレスへお送りください: skoga_____at______ucsd.edu
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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