海外大学院留学説明会: 社会人からの留学(オンライン)2025年1月13日(月・祝)

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あるキャリア迷子の物語 —留学や博士進学を考えたことはあったものの現実的な選択として周りと同様に普通に就活をして普通に就職、新人として右も左もわからないまま業務をこなすので精一杯だったあの頃は遠い昔となり、今ではある程度余裕を持ってこなせるようになった。ふと立ち止まると自分の人生がこれでよいのかと考える。転職した同期は外資で年収数倍、スタートアップ起業した大学の友人は上場間近。別にお金が稼ぎたいわけではない、このままでも年収1,000万は見えている。ただ何も成してない自分がこのままでいいのか、このまま変わり映えのない業務で自己模倣を繰り返していてよいのか。今が一歩を踏み出すラストチャンスなのではないか? でも転職失敗して以降ジョブホッピングしている同期も知っている、退職ワーホリ後に再就職苦労している友人も知っている。それでも大学のラボで研究に打ち込んだ鮮やかで充実した青春の記憶が頭から離れない―

本説明会では、このような働いてからも海外大学院留学を志してしまう夢を忘れられないキャリア迷子たちに若干生存バイアスがあるものの実際に退職博士課程海外大留学というパワープレイをやってしまった多様な経験者から「留学費用はどう捻出したか?」「留学準備に職場の理解は得られたか?」「配偶者になんと伝えたか?」「年取ってからでも英語は何とかなるか?」「卒業後の進路は?」など様々な疑問に対して真摯にお答えします。社会人にとって「留学しない理由」を探すのはとても簡単です。10人いて9人は合理的な判断で留学を諦めます。本公演では参加者の皆様に少しでも「留学すべき理由」を見つける一助になればと思います。

概要

主催: 米国大学院学生会
後援: 船井情報科学振興財団
日程: 2025年1月13日 (月・成人の日)
時間: 09:30 am -11:00 am
会場: YouTube Live(事前登録いただいた方にリンクをご連絡いたします。)

参加をご希望の方はこちらより事前登録をお願いします。
パネルディスカッションで取り扱って欲しいテーマ・ご質問等あれば是非ご記入ください。
登壇者への質問はslidoおよび配信コメントで受け付ける予定です。

プログラム

9:00-10:10 第1部(講演会)

  • 佐藤 貴海 University of California, Irvine, Computer Science, PhD課程 修了
  • 斎藤 明日美 North Carolina State University, Geospatial Analytics and Hydrology, PhD課程
  • 山下 宙元 Pennsylvania State University, Information Sciences and Technology, PhD課程
  • 永田 隆士 University of California, Irvine, Computer Science, PhD課程 修了

10:10-11:00 第2部(パネルセッション)

パネルセッションでは、事前登録フォーム、slidoおよび配信コメントからお寄せいただいた質問を題材に留学経験者が討論します。大学院留学に関する様々な質問にお答えします。

講演者・パネリスト プロフィール

佐藤 貴海

2011年東京工業大学工学部経営工学科学士課程卒業、2013年東京工業大学大学院社会工学研究科経営工学専攻修士課程修了、2013年株式会社BrainPad入社、2016年株式会社リクルートコミュニケーションズ入社、2024年University of California, Irvine, Ph.D. in Computer Sience博士課程修了。専門は自動運転車セキュリティ、主にPerceptionに使われる機械学習アルゴリズムのセキュリティを研究。現在はUber Technologies Incにて利用者とドライバー間のマッチングアルゴリズムの改善業務に従事。Kaggle Grandmaster

斎藤 明日美 

2014年京都大学農学部食糧・環境経済学科卒業、2017年にUniversity of Arizona, Agricultural and Resource Economics 修士課程修了。IT企業・水インフラスタートアップでのデータサイエンス職を経たのち、IT分野のジェンダーギャップに教育とエンパワメントで解消するをミッションにNPO法人Waffleを共同創業。たくさんの女子学生を理系進路に導く中で自身も農業・環境・水分野が忘れられず、NPO法人を離れ2024年よりPh.D課程に進学。水文学系のラボにてリモートセンシングデータを用いた洪水予測をテーマに研究予定。Southeast Climate Adaptation and Science Center Research Fellow。

山下 宙元

2015年筑波大学社会工学類経営工学専攻卒業、2017年東京工業大学知能システム科学専攻(現在の東京科学大学情報理工学院)修士課程修了。2017年4月から株式会社リクルートホールディングスにて機械学習エンジニアとして従事。2019年同社を退職しフリーランスエンジニアとして活動しつつ米国大学院博士課程の準備に専念。2020年8月よりペンシルバニア州立大学情報科学部Ph.D.課程に進学。HR・キャリアデータを使った機械学習の応用研究に従事している。

永田 隆士

2010年3月、東京理科大学理工学研究科情報科学専攻修了。同年4月より日本hpにて某メガバンクのインターネットバンキング基盤に携わり、2013年4月からはAWS Japanにて技術サポート (特にHadoopなどビッグデータ関連技術)に従事。2017年9月にUniversity of California, IrvineのComputer Science博士課程へ進学。2022年6月よりPalo AltoにあるAmazonのVisual SearchというチームにてApplied Scientistとして勤務。Amazon LensやVisual Suggestionsなど、ショッピングを簡単かつインスピレーショナルな体験にすべくマルチモーダルな機械学習モデルの開発などを行なっている。

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お問い合わせ

次のメールアドレスへお送りください:takamis [at] uci [dot] edu
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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