海外大学院学位留学 ー「わたしは、行く。」ー
海外の大学院に進学し、学位を得るーそれは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかし、ご存知でしょうか。海外のトップの大学院では、優秀な大学院生のほとんどが学費を免除される上に、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が、ただ見知らぬものであるが故に見過ごされてしまっているとしたら、それは大変もったいないことです。
本説明会では、みなさんに学位留学をもっと身近に感じて頂けるように、様々な観点から大学院留学というキャリアについての情報提供を行いたいと思っています。「海外大学院でしか得られない経験は?」「出願はどうやって?」「卒業後の進路は?」など、様々な疑問を準備してお越しください。留学経験を持つ先輩があなたの疑問にお答えします。今回の登壇者4名も、大学卒業後に海外のトップスクールに留学したという共通点を持つ一方で、分野、留学歴、留学の動機などは様々です。バックグラウンドに関わらず、参加者の方それぞれにとってのロールモデルがきっと見つかることと思います。
海外大学院留学は就職、進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。学位留学を通じて世界で勝負してみたいみなさん、ぜひ説明会に足を運んでみてください。
主催: 米国大学院学生会
共催: 慶應義塾理工学部国際交流委員会
後援: 船井情報科学振興財団
日時: 2021年7月10日(土)17:00-19:00
会場: オンライン(Zoomリンク:事前登録したメールアドレスに当日までにお伝えします)
参加費:無料
参加をご希望の方はこちらより事前登録をお願いします。パネルディスカッションで取り扱って欲しいテーマ等あれば是非ご記入ください。本説明会は一般参加も受け付けております。社会人の方・他大学の方のご参加もお待ちしております。
また、本説明会は登壇者個人の経験にフォーカスした内容となっております。海外大学院出願に関する一般的な情報に関しては、受験総合説明会(7/5 (月) 9:00 – 11:00, YouTubeリンク: https://youtu.be/0F94lUrHe2g)にもご参加いただくことを推奨します。
プログラム
17:00-17:30(講演会)
村上 和也(ミシガン大学機械工学科博士課程修了)
大西 基也(ワシントン大学ポールアレンスクール博士課程在学中)
越野 結花(ジョージタウン大学外交政策学院アジア研究科修士課程修了)
鈴木 琴乃(カールスルーエ国際大学経営学修士課程修了)
17:30-19:00(パネルディスカッション・質疑応答)
パネルディスカッションでは、海外大学院で学べることや学位取得後のキャリアパスなど実際の体験談を踏まえて討論します。事前登録フォームにご記入いただいたテーマも取り上げます。
講演者プロフィール
村上 和也(ボッシュ株式会社・ミシガン大学機械工学科博士)
2016年、慶應義塾大学機械工学科を首席で卒業。2016年9月より、ミシガン大学機械工学科博士課程に進学。同大学のPh.D. in Scientific Computing(Joint Degree Program)を修了し、数値流体力学、高性能計算を専門として2020年12月に博士号を取得。2021年1月より、ボッシュ株式会社のJunior Managers Programに採択され、モーターサイクル&パワースポーツ事業部にて機械学習の動力学系への応用を目指している。船井情報科学振興財団奨学生(2016-2018)。
学生時代は国際関係会I.I.R.に所属し、国際交流プログラムを企画・運営。北京大学、台湾大学、KAIST等を訪問し現地の学生と異文化交流を行う。趣味はバスケ、筋トレ、自作PC、アニメ鑑賞。アメリカではクラフトビールにハマる。最近はスズキのジクサーを新車で購入し、日本でバイクツーリングを楽しんでいる。
大西 基也(ワシントン大学ポールアレンスクール博士課程)
2016年、慶應義塾大学電子工学科卒業。同年より慶應義塾大学理工学研究科およびスウェーデン王立工科大学電気工学の修士課程に進学。在学中にジョージア工科大学訪問研究員(2017-2018)および理化学研究所革新知能統合研究センター研究補佐(2018-2019)。2019年3月に修士課程を修了し、同年9月よりワシントン大学ポールアレンスクール博士課程に進学。創発的知能をつくるためのパラダイムシフトおよびその応用によるよりよい社会への貢献を目指す。Wissner-Slivka Endowed Fellowship フェロー、船井情報科学振興財団奨学生(2019年度)、CREST研究参加者(2021-)など。
インドアを余儀なくされた2020年、村上から勧められてアニメを見始めることに。ジャパニメーションの天才的感性、情緒とその表現力に驚愕!異文化生活でたまるストレスは泣けるアニメで涙活まで(すべて村上のせい?おかげ?!)。2021年現在、エッセンシャルワーカーの方々に深い敬意を覚えつつ、コロナの終焉を願う。
越野 結花(国際問題戦略研究所(IISS)・ジョージタウン大学外交政策学院アジア研究科修士)
2016年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2017年にジョージタウン大学外交政策学院アジア研究科で修士号を取得。その後、米国ワシントンDCの防衛・宇宙分野のコンサルティング会社、米戦略国際問題研究所(CSIS)ジャパンプログラムで日米関係や米中のデジタル覇権を巡る競争等を分析。2020年1月からロンドンに拠点に移し、国際問題戦略研究所(IISS)のリサーチ・フェローとして、ジャパン・チェア・プログラムの立ち上げや日本のインド太平洋政策日本の外交・安全保障・技術政策の分析・発信を行う。
大学時代は、ストリート・ダンスサークルREVOLVEに所属(11期)、2012年にミス慶應コンテスト準グランプリ獲得、2014年にハーバードのアジア会議(HPAIR)を日本に誘致、米国のUCバークレーに交換留学(2014-2015)。休みの日は、ロンドンでKPOPやヒップホップ、ジャズダンス等を仲間とエンジョイしている。
鈴木 琴乃(ボッシュ株式会社・カールスルーエ国際大学経営学修士)
2015年、青山学院大学経営学部を卒業。同年キヤノン株式会社へ就職し、人事本部にて人事情報システムと人事本部員育成を担当する。2017年9月にキヤノン株式会社を退社し、ドイツのカールスルーエ国際大学へ進学。2019年よりドイツのEDI GmbHにてBusiness Analystとしてマーケティングとビジネス戦略を担当。2020年5月に経営学の修士号を取得。2020年6月より、ボッシュ株式会社のJunior Managers Programに採択。パワートレインソリューション事業部にて、生産管理及び事業管理の視点から更なるボッシュのグローバルビジネス繁栄への貢献を目指す。
学生時代はアメリカ、イギリス、タイへ留学。国際交流センターにてチューターとして日本を訪れる外国人学生のサポートや異文化交流に注力。趣味は旅行で、時間さえあれば国内、海外問わず飛び回る。
お問い合わせ
ご質問等ありましたら mkazuya [at] umich.edu までご連絡ください。
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