海外大学院留学説明会@京都大学 2018年7月10日(火)

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「海外の大学院で学位を取得する。それも外国人と全く同じ条件で。」

それは日本ではあまり見慣れない選択肢かもしれません。しかし、ご存知でしょうか。海外のトップの大学院では、優秀な大学院生のほとんどが学費を免除される上に、生活費を賄うための給料も支給されています。経済的な心配のない環境で、充実した環境と優秀な同僚たちに囲まれ、好きなことに熱中できる毎日です。そんな魅力的な選択肢が、ただ見知らぬものであるが故に見過ごされてしまっているとしたら、それは大変もったいないことです。だからこそ本説明会では、みなさんに学位留学をもっと身近に感じて頂きたいと思っています。「海外大学院ってどうやって出願するの?」「卒業後の進路は?」などなど、様々な疑問を準備してお越しください。理系・文系を含む多様なバックグラウンドを持った留学経験者たちが、あなたの疑問にお答えします。
海外大学院留学は就職、進学に次ぐ第三の選択肢です。これは日本での「既定のコース」から外れてしまう、比較的ハードルの高い選択肢であるかもしれません。しかし、その先には刺激的で数奇な経験と、世界を舞台に活躍する道があなたを待っています。留学を通じて世界で勝負してみたいみなさん、ぜひ説明会に足を運んでみてください。

主催: 米国大学院学生会
後援: 船井情報科学振興財団、京都大学 教育推進・学生支援部 国際教育交流課
日時: 2018年7月10日(火) 12:00~14:00
会場: 京都大学吉田キャンパス 教育推進・学生支援部棟 (旧石油化学教室本館) KUINEP講義室

参加をご希望の方はこちらより事前登録をお願いします。
事前登録がなくても参加いただけますが、満席の場合は事前登録いただいた方の入場を優先させていただきます。本説明会は一般参加も受け付けています。社会人の方・他大学の方もふるってご参加ください。

プログラム

12:00-13:00 第1部(講演会)

「理系の博士留学@アメリカ」
講演者: 塚本 紘康(カリフォルニア工科大学航空宇宙工学専攻博士課程)
理系目線での学位留学の動機、アメリカの大学院の概要、出願のプロセス、TOEFL・GRE、学位取得の課程など (講演資料パネルディスカッション)。

「文系の博士留学@アメリカ」
講演者:木原 盾(ブラウン大学社会学専攻博士課程)
文系目線での学位留学、出願のプロセス、アメリカでのコースワークと研究、生活、日本との違いなど。

「博士留学@イギリス&その後のキャリアパス」
講演者:重本 祐樹(ケンブリッジ大学デザインマネジメント専攻博士課程修了、富山国際大学現代社会学部講師)
学位留学の動機、イギリスの大学院の概要、出願のプロセス、IELTS、学位取得の課程、そしてその後の進路など。

「Ph.D.の獲得とその後の進路」
講演者:山田 真澄(カリフォルニア工科大学土木工学専攻博士課程修了、京都大学防災研究所助教)
Ph.D.取得のプロセスとその後の就職活動の流れ、Faculty視点からの大学院留学、日本の大学・研究機関との付き合い方など。

13:00-14:00 第2部(パネルセッション)

パネルセッションでは、事前登録フォームからお寄せいただいた質問を題材に留学経験者が討論します。学位取得後のキャリアパスや、英語の勉強方法など実際の体験談を踏まえて幅広い質問にお答えしたいと思います。

講演者・パネリスト プロフィール

塚本 紘康(カリフォルニア工科大学航空宇宙工学専攻博士課程)
2017年3月京都大学工学部物理工学科宇宙基礎工学コースを卒業。2017年7月京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻を退学後、2017年9月より船井情報科学振興財団奨学生としてカリフォルニア工科大学航空宇宙工学専攻博士課程に在籍。日本での研究は確率的な系における近似動的計画法の宇宙システムへの応用。

木原 盾(ブラウン大学社会学専攻博士課程)
2015年3月、東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程を卒業。2017年3月、東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻比較教育社会学コース修士課程を修了。同博士課程で日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て、2017年9月より、ブラウン大学大学院社会学研究科Ph.D. 課程に入学。専門は教育社会学、社会人口学、計量社会学。現在の研究テーマは米国における移民と移民の子どもの社会統合。

重本 祐樹(ケンブリッジ大学デザインマネジメント専攻博士課程修了、富山国際大学現代社会学部講師)
オックスフォード大学現代日本研究科修士課程、ケンブリッジ大学工学部博士課程修了。2018年より富山国際大学現代社会学部講師。立命館大学客員研究員、慶應義塾大学上席研究員、㈱職人たちのいる処取締役兼デザインマネージャーも兼務。博士(工学)。

山田 真澄(カリフォルニア工科大学土木工学専攻博士課程修了、京都大学防災研究所助教)
2007年2月カリフォルニア工科大学Ph.D.課程修了(主専攻:土木工学、副専攻:地球物理学)。2007年3月より京都大学次世代開拓研究ユニット助教、2011年4月より現職。専門分野は、リアルタイム地震学、強震動地震学、地震工学、地すべり地震学。緊急地震速報のアルゴリズム開発や地震波形を利用した地すべり速報システムの開発を行っている。

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